フリーアナウンサーの小川彩佳(35)の夫で医療ベンチャー「メドレー」の代表取締役(医師)、豊田剛一郎氏(36)が、3日付で「メドレー」の同職を辞任したことが分かった。同社の公式サイトで発表された。

「代表取締役の異動(辞任)に関するお知らせ」として題して「当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、代表取締役を異動することについて決議いたしましたので、お知らせいたします」と報告した。内容について、豊田剛一郎氏が、代表取締役(医師)から取締役に異動となっている。

理由について「当社代表取締役(医師)である豊田剛一郎から、本日の文春オンラインにおける本人に関する一部報道に関して、株主の皆様、顧客の皆様、当社従業員やご家族、パートナー企業の皆様、そして社会の皆様からの信頼を著しく損なう行動に対して、本人より当社代表を辞任した上で信頼回復に努めたいという旨の申し出を受け、本日開催の取締役会にて、これを受理いたしました」と記されている。

さらに「なお、豊田剛一郎は本日以降も常勤の取締役として、信頼回復及び当社ミッションに基づく職務に努めて参りますが、本人より、2021年12月期に発生する役員報酬を返上し、無報酬で勤務するとともに、現時点で本人が保有している税制適格ストックオプション(新株予約権)の未行使分(320000株分、発行済株式総数比率1・03%)についてこれを放棄する旨の申し入れを受けております」としている。

また「投資家の皆様に対してご心配及びご不安を抱かせるような事態を招いたことを、当社より深くお詫びいたします」と謝罪した。