「女子大生のバイブル」として一時は公称部数が80万部近かった「JJ」(光文社)が事実上の休刊になった。ファッション誌は部数減が進み広告収入も減少。休刊や不定期刊行化が相次ぎ、ウェブへの移行も加速している。
「かつて『JJ』は1980年代に女子大生ブームの牽引(けんいん)役として(中略)一時代を創ってきました」。2021年2月号の巻末には、「読者の皆様へ」として、編集部からのメッセージが掲載された。この号を最後に不定期刊行となり、ウェブなどで発信するという。
75年、「女性自身」の別冊として創刊。女性の大学・短大への進学率が上昇する中で、身近な「読者モデル」を起用して支持を集めた。米澤泉・甲南女子大教授(ファッション文化論)は「等身大に近い女子大生のファッションを紹介したことが大きかった」と分析する。80年代にJJのモデルとして活躍した君島十和子さん(54)も「現場から新鮮な情報を発信し、共感を呼んだ」と言う。「撮影時にモデルやスタッフが話題にしたことが、次の企画につながることもあった」
80年代は小学館「CanCa…
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