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冬ドラマ、満足度1位はフジ月9『朝顔』 TBS日曜劇場を上回る - ORICON NEWS

 1月期ドラマの注目作が続々とスタートするも、最新ドラマ満足度調査ランキング(1月12日〜18日放送を対象)では、昨年から2クールで放送中のフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』が100Pt満点中、92Ptを獲得して首位にランクインした。2位はTBS系日曜劇場『天国と地獄 〜サイコな2人〜』で、84Ptを獲得。3位はテレビ東京で深夜に放送されるドラマパラビ『おじさまと猫』で、74Ptを獲得。テレビ朝日と日本テレビが、その後を追うかたちとなった。

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『監察医 朝顔』は2019年夏クールに第1シーズンが放送され、全話の平均満足度77.5Ptを獲得した人気作である。今回はその続編で、月9ドラマ初の2クールで放送。昨年11月の初回は、前シーズンの初回59Ptを大きく上回る91Ptを獲得する反響を集めた。

 上野樹里演じる主人公の法医学者が、ベテラン刑事の父とともにさまざまな事件と遺体に向き合い、謎を解き明かしていく物語。主人公の母は東日本大震災で被災しており、震災と向き合いながらも前を向いて日々を過ごす人々の姿が丁寧に描かれた作品だ。

 10話目は、狂犬病に感染していた遺体を担当した執刀医の感染リスクについても描かれた。視聴者からは「新型コロナと戦う医療従事者の方々に向けられた敬意に感動」「涙が止まらなかった」などと、感動の声が続出。また、作品を支える上野樹里の演技力についても、「表現力がすごい」「作品のメッセージがしっかり伝わる」などと絶賛する声が寄せられた。

 2位には、TBS系日曜劇場『天国と地獄 〜サイコな2人〜』がランクイン。綾瀬はるか演じる刑事と、高橋一生演じるサイコパスな殺人鬼の魂が入れ替わるSFストーリーだ。大きな期待が寄せられる同枠だが、初回は様子見の声が多数。それでも満足度84Ptを獲得できたのは、オリジナル脚本にしては及第点と言っていいだろう。とくに高橋一生が演じる女性刑事役に、「色気がすごい」「表情が一瞬で変わって演技力に驚き」などの声が寄せられ、Twitterでトレンド入りする話題を集めていた。

 今回のランキングでは、上位5作をフジテレビ、TBS、テレビ東京が占める結果に。その後にテレビ朝日の人気シリーズである『遺留捜査』(6位)、『相棒 season19』(7位)が続く。苦戦が強いられている日本テレビだが、菅野美穂浜辺美波が親子共演する『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』はTwitterの反響は上々で、これからの盛り上がりが十分期待できる。

 大番狂わせとなるか、今後の動向に注目だ。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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