日本三大祭りの一つ、京都の祇園祭が、前祭(さきまつり)の宵山(よいやま)期間を迎えている。
京都市中心部には、豪華に飾り付けられた23基の山鉾(やまほこ)が並び、夕方になると駒形ちょうちんに明かりがともって山鉾を照らした。「コンチキチン」の祇園囃子(ぎおんばやし)が響き、周囲は華やかな雰囲気に包まれた。
新型コロナの行動制限が緩和されたことから、今年の宵山は山鉾の搭乗体験ができるようになるなど、4年ぶりにコロナ禍前の形で行われている。四条通や烏丸通が歩行者用道路になり、露店も並んで人の波が埋めた。前祭の山鉾巡行は17日午前9時に始まる。(西田健作)
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