ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所が〝異例〟の動きを見せている。これまではテレビ中心だった〝営業活動〟が、ラジオ局にも売り込みを掛けるようになったというのだ。
ジャニーズの強みは、テレビ局の男性アイドルグループ枠を一手に握っていたこと。しかし性加害問題は一向に収束せず、ついには国連まで動く事態に。スポンサー企業のジャニーズ離れが始まっている。
そんななか、今までは見られなかった動きがあった。ラジオ局での活動が活発化しているというのだ。
「多くのジャニーズタレントがラジオのレギュラー番組を持つなど、今までもラジオ局とのつながりはありました。最近ラジオ局で話題となっているのは、レギュラー以外の他番組に新曲を売り込むためのプロモーターを新たに置いたということ。テレビ重視だったジャニーズ事務所がプロモーションのためラジオで動いていること自体が異例で、ラジオのディレクターたちも『何があったんだ!』とみんな驚いている」(ラジオ局関係者)
テレビ局における影響力が落ちている今、芸能関係者は「ラジオは押さえておきたいという思いがあるのではないか」と指摘する。
さらに滝沢秀明氏が立ち上げた「TOBE」対策と見る向きもある。苦境のジャニーズ事務所に対し、元「V6」の三宅健、元「King&Prince」の平野紫耀と神宮寺勇太、さらに元ジャニーズJr.のグループ「IMP.」(元IMPACTors)が合流と、勢力を急拡大中だ。
「TOBE勢も音楽活動を行う見込みで、新曲発表が確実視されている。TOBEにラジオを取られる前に、押さえにいったのではないか、という声まで出ている」(同)
ラジオ局での影響力は大きくなっているという。
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