次世代グローバルグループ NCT 127 の中本悠太(YUTA)が、映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)で映画初出演を果たした。本作の出演についてNCTのメンバーの反応を明かし、また本格的な演技に初挑戦したことで芽生えた演技への思いなどを語った。
NCT 127 YUTA、カリスマ感すごすぎ!『HiGH&LOW THE WORST X』場面カット
本作は、『HiGH&LOW』シリーズと高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」「WORST」がクロスオーバーした映画『HiGH&LOW THE WORST』(2019)の続編。川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)ふんする花岡楓士雄がトップに立つ鬼邪高の前に、中本演じる瀬ノ門最強の男・須嵜亮と、三山凌輝ふんする瀬ノ門を束ねる最悪の男・天下井公平率いる瀬ノ門工業高校が立ちはだかる(※高橋の「高」ははしごだか)。
中本は、韓国、そして日本や世界で活躍する人気アーティスト。そんな彼が映画に初出演するということで、発表時にはSNS上で大きな話題となった。日本での撮影に挑むことになった中本は、「スケジュールが1か月ちょっと空くので、(NCTの)メンバーには、映画を撮りに行くことは伝えていたんですけど、なにを撮るかというのは伝えていなくて」と明かし、「撮り終わって徐々にティーザーやほかの動画が公開されていくなかで『こういうのを撮ってたよ』と話をしました。映像を観て、『すごくかっこいいね』という話はしてくれていて(笑)。メンバーみんな『絶対観る!』と言ってくれました」と嬉しそうに語る。
メンバーのなかでも特に反応が大きかったのは、「マークとジョンウ」だったそうで、「マークは、ティーザーを全部観てくれたらしくて、『今のところヒョン(年上の男性への呼称)、ぎこちないところはないよ』みたいな話をされました(笑)。ジョンウは、『めっちゃカッコいいから絶対観るよ!』という話を毎回してくれて。でも、メンバーみんなから『頑張ったね』という感想をいただきました」とメンバーの反応を思い返して、やさしい笑顔を見せる。
グループとしての活動とは異なる経験をしたことについては、「個人での大きいお仕事をいただくのが初めてだったので、僕自身ちょっとした不安だったり、緊張というのがあったんですけれども、結果的にはやって良かった」と語り、「めちゃくちゃ楽しかったです。本当に初現場が『HiGH&LOW』でよかった」と充実感をにじませる。
劇中では、初演技とは思えないほど、最強の男・須嵜を魅力たっぷりに演じた中本は、「すごく頑張ったので、たくさんの人に観てほしい」とアピール。「役者の仕事も初めてさせてもらったんですけど、また違った中本悠太をお見せできる一つのツールになってくれればいいなと思いました。これからどんどん演技の方面でもお仕事してみたい」と俳優業にも意欲を見せる。
「これからどういった形でまた違う“中本悠太”を見せられるかわからないですが、(演技は)この作品でとても興味を持った表現方法の一つ。もっともっと“まだ知らない自分”を見せられるような挑戦をしてみたいという気持ちが芽生えたので、これからも機会があれば。期待してほしい」とアーティストとして、表現することへのあくなき情熱を覗かせていた。(編集部・梅山富美子)
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