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竹内涼真、平手友梨奈と役がリンク「心と心を通い合わせた」 『六本木クラス』で表現した“リメイク”の形 - ORICON NEWS

 俳優の竹内涼真(29)が主演を務める、テレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』(毎週木曜 後9:00)。Netflixで大ヒットした『梨泰院クラス』のリメイク作で、5ヶ月もの期間をかけ異例の全13話で制作された今作が、いよいよきょう29日に最終回を迎える。ORICON NEWSでは、クランクアップを終えた竹内に独占取材を実施。最終回の見どころとともに、平手友梨奈とのエピソードや、それぞれの登場人物への思いを聞いた。そして竹内が考える『六本木クラス』で表現する“リメイク”の形とは。■5ヶ月の撮影期間終えるも実感わかず 新を演じ続けるのは「大変だし、苦しい」

――撮影お疲れさまでした! 13話という普段よりも長い撮影でしたが、クランクアップしたときの心境はいかがでしたか。

【竹内】5ヶ月間毎日作品のことを考えていたので、あまり実感がなくて…。撮影最終日にお花を頂いたりして、終わったという感覚はあるんですけど、毎日新を演じていたので、まだ客観的に作品のことを考えられてはいないですね。

――まだ宮部新が残っている?

【竹内】そんなカッコ良いものではないですけど、撮影を終えて作品のことを振り返るっていう状況ではないですかね。やっぱり半年間、新をずっと演じるというのは大変だし、苦しかったです。だからまだ考えたくないのかもしれませんね(笑)。

――共演者のみなさんの様子はいかがでしたか。

【竹内】「もう終わっちゃうんだ…」って話していました。共演者のみなさんとも、もう少し時間が経ってからドラマの思い出話をするのかな。でもまた集まりたいねと話しています。

――最も共演の多かった平手友梨奈さんとは、作品を通してどう信頼関係を築きましたか。

【竹内】平手さんとは、演じている役とリンクしている感覚がありました。撮影を重ねていく中でお互いに信頼しあって、それが新と葵っていう役にも反映されていって。段階を踏んで、最後にはお互いに心と心を通い合わせたお芝居ができたんじゃないかと思います。

――それはどのシーンがきっかけだったのでしょう。

【竹内】うーん…難しいですが、3話のラストですかね。屋上で二人で飲んでいるシーンがあるんですが、新の内面をさらけ出すシーンで、平手さんがそのお芝居をしっかり受けとめてくれたので、こういう風に葵と新は徐々に距離を縮めていくんだなと感じました。

■自分たちにできるリメイクを模索

――新、葵、優香の三角関係も今作の見どころの一つとなっており、前回の12話では、葵への気持ちに新が気づくというシーンもありました。最終回で決着がつくかと思われますが、“復讐”という大きな目的にも絡んでくるこの三角関係をどう捉えられたのでしょうか。

【竹内】葵と優香どっちを選ぶかの単純な三角関係というよりかは、それぞれこうなりたいという自分があって、その理想に向かって筋を貫き通しているんだと思うんです。もちろん愛ではあるんですけど、新にとって一番必要な人が葵だったのではないでしょうか。

――長屋茂という存在については?

【竹内】人を切る茂と、人を絶対に切らない新という対象的な存在。でも、もしかしたら茂は、新のような感覚を昔は持っていたのかもしれないですし、だからこそ羨ましい存在で、興味があるのかもしれないですね。

――ドラマの初回放送直後、ご自身のインスタグラムで「『リメイク』とはなんなのか…。(中略)僕らが重要視しなきゃいけないのは、比較では無く、どうやったら六本木という舞台でこの素晴らしい原作を表現できるのか」とつづっていましたが、どんな思いでこの言葉をつづったのでしょうか。

【竹内】全16話ある『梨泰院クラス』を本作では13話にしていることもあって、そういった違いはやっぱりあるんですけど、そこに引っ張られないように、自分に言い聞かせたかったという思いが強かったですね。

――最終回まで撮り終えたいま、『六本木クラス』はどんな“リメイク作”になったと思いますか。

【竹内】リメイクって、いろんなパターンがありますが、今回素晴らしい原作があるのだから、六本木という街で、新しい人間模様を築きあげていけば、みなさんに楽しんで頂けるんじゃないかと信じて取り組んできました。最終回まで終えて、ジャパン・オリジナルならではの形でお届けすることが出来たんじゃないかなと思います。

■最終回の見どころは宮部新の“決断”「ワクワクドキドキしながら、最後の一秒まで注目して」

――今回は、TVerやネットフリックスでも再生回数やランキングで記録を残し、海外にも同時に配信され話題となりましたが、竹内さんの代表作といえる作品になったのではないでしょうか。

【竹内】そう言って頂けるのはありがたいことですが、代表作と言えるほど出演作品の数がまだまだ多くないんです。代表作ですと自信をもって言えるタイミングってもっと先なのかなと。だって僕はまだ俳優を始めてから10年も経ってないですし、まだほんの駆け出しだと思っています。僕はやっと、自分が思い描くスタートラインに立ったくらいの感覚なので。それでも『六本木クラス』では、今できる精一杯の力を出せたと思います。

――そんなスタートラインに立ったという作品で、これから走り出していくための成長を感じる部分はありましたか。

【竹内】このようなすばらしい作品に参加できたこと、そしてジャパン・オリジナルの『六本木クラス』を完走することができたのは一つの自信になりました。また、周りのキャストのみなさんと様々なシーンにおいてお芝居のセッションを楽しめた作品でした。

――では最後に、最終回の見どころと、楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします!

【竹内】まずは、作品を見てくださったみなさま、そして応援してくださったみなさまに感謝してます。そして多くの方々が配信やリアルタイムで見てくださったということが本当にうれしいです! 最終回では、宮部新が全13話を通して、何を大切に生きていこうと決めたのかを見届けて頂きたいです。そして、それぞれの登場人物が最後にどんな場所で、どんな表情をしているのか。ワクワクドキドキしながら、最後の一秒まで注目して観てくださるとうれしいなと思います。

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