東京国立近代美術館工芸館(東京都千代田区)は金沢市に移転し、25日に開館する。政府の地方創生を狙った国関係機関の移転策の一環で、江戸時代の加賀藩政から工芸文化を発展させてきた石川県にとっては悲願。日本海側初の国立美術館として収集、保存、展示といった機能を果たせるかどうかが課題となる。24日、記念式典が開かれた。
移転先は、兼六園や金沢城、美術館などが集合する同市の歴史、文化の中心地。名誉館長にはサッカー元日本代表の中田英寿さんが就任する。
工芸館が所蔵する陶磁や漆工などの美術工芸作品のうち7割に当たる1900点以上を移転。25日からの一般公開では、国の重要文化財に指定されている明治の金工作家鈴木長吉の銅置物「十二の鷹」など約130の作品が展示される。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今夏に予定されていたオープンが延期となっていた。(共同)
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