29日に逮捕され、わずか1日で釈放となった伊藤。留置先の東京湾岸署から午後8時過ぎに正面玄関から出てくるとマスクを片手で外し、報道陣に向けて深々と頭を下げた。
開口一番、伊藤は「この度は自分が起こしてしまった事故のせいで、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを深く反省しております。本当に申し訳ありませんでした」と声を張って謝罪。その後、深く頭を下げた。
そして「自分のせいでケガをしてしまった被害者の方々にも、これから僕自身、一生かけて償っていきたいと思っていますし、これからどのように償っていくべきか、しっかりと向き合って考えていきたいと思っています。この度は本当に申し訳ありませんでした」と終始、平身低頭な姿勢だった。
白いシャツ、清潔感のあるスーツにネクタイ姿といういでたちで現れた伊藤の髪型は七三分けでセットされ、逮捕時に茶髪だった髪は黒く染められていた。
Twitterでは《髪型かっこいい》や《イケメン》と褒めそやす声があるいっぽう、シビアな指摘もちらほら。
《伊藤健太郎くんお辞儀しても髪の毛全く乱れないんだけどヘアメイク入ってる、、、?》 《深々と頭を下げても微動だにしない伊藤健太郎の髪型 見た目カチンコチンじゃ無いのにな》 《深々と頭を下げた時、髪の毛が微動だにしなかった。つまりこんな状況下でもきっちりと髪をセットしてきたって事だ》
迎えの車に乗る直前も、一礼を忘れなかった伊藤。フラッシュを浴びるなかでカメラを見渡す場面もあったことから、「入念な予行演習をしていたのでは?」と語るのはあるスポーツ紙記者。
「とくに印象的だったのはお辞儀です。角度が90度を超えるほどの深いお辞儀を3度もしました。その秒数は合計で30秒以上。それでも髪型が乱れないほどキープされていたということは、伊藤さんがどのように頭を下げるのかが事前に決まっていたのでしょう」
9月30日に釈放された伊勢谷友介被告(44)も、両サイドが綺麗に刈り上げられたツーブロックのヘアスタイルが注目を集めた。本誌は10月上旬、釈放前の“準備“について、湾岸署の留置場の管轄である警視庁の担当者に話を聞いた。
「留置場内で散髪のために理容師を呼ぶことはできません。ただ、保釈後は(留置場を)出た後のことなのでわかりませんが、自由です。人を呼んでスタイリングをすることもできます。こちらでは着替えや身なりを整える部屋などは用意していませんが、トイレなども含め、署内のどこかで身なりを整えることは可能です。署内からすぐに出るのも、留まるのも本人の自由です」
2カ月にわたって続く俳優の逮捕劇。完璧にスタイリングして登場することは、再起を賭けた“イメージ戦略”の序章なのかもしれない。
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