タレントの熊田曜子が16日、よしもと祇園花月で行われた京都国際映画祭の「怪奇タクシー風の夜道に気をつけろ!」の舞台あいさつに登壇した。
顔面を殴るなどして、暴行罪に問われた夫の草野正臣被告に対して、罰金20万円の刑が確定後初めて公の場に姿を見せた。熊田は真っ赤なドレスにスリットが入ったセクシーな衣装で登場。悪女役に「ゆがんだ感情を持っている役ですね。セリフを話すことがあまりなくて、うれしい反面、緊張しました」と笑顔。普段の生活をしながらのセリフ覚えが難しく「3人の子どもと公園に行ってブツブツ言っていたら、9歳の長女が相手をしてくれて。『ママ悪い役なの』って心配していました」と明かした。
杉浦太陽との共演は2004年の映画「ベストフレンド」以来18年ぶり。熊田は「お互い独身で、恋人になる役でしたね。まさかこういう作品でお会いできるとは」とホラー作品での再会にビックリ。杉浦は猟奇的な役柄に「面白いなって感じました。特撮とは違うホラーの作り方が勉強になりました」と語った。
舞台挨拶後、熊田は報道陣から判決についての質問に対し「ごめんなさい」と、足早にタクシーに乗り込んだ。
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