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川本真琴「サブスク考えた人は地獄に堕ちてほしい」発言を謝罪「つい口調が荒くなってしまった」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

川本真琴(1997年撮影)
Photo By スポニチ

 シンガーソングライターの川本真琴(48)が21日、自身のツイッターを更新。9月に投稿したサブスクリプション(定額聴き放題)への恨み節について、「口調が荒くなってしまった」と謝罪した。

 川本は9月20日未明、自身のツイッターに「サブスクでの利益がどれだけ少ないかを知ってほしい」「サブスクというシステムを考えた人は地獄に堕ちてほしいと思っている」「じゃあ、サブスクやめればというかもだけど、CDデッキを持ってない人も多くなって、どないしろという現実」とサブスクへの思いをつづっていた。

 この発言がさまざまな議論を呼び、ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観は、ラジオ番組で「サブスクのおかげで曲も聴かれるようになった」とし、「割り切って宣伝」としていると発言。歌手の松田ゆう姫も、テレビ番組で「サブスクとか配信、という時代に入ってるし、これをわざわざ書く必要あるのかなって思う」と話し、エイベックス・松浦勝人会長もYouTubeで「それぞれ時代にあった音楽の売り方、仕組みがある」と主張するなど、音楽関係者の間でも物議をかもしていた。

 川本は9月26日、議論となっていることを受け「サブスクは宣伝でしかないと言っているけど、サブスクだとしても、私は音楽を宣伝という扱いに思ったことはないです。今、音楽活動をしようとしてる方が個人的に音源を出す場合、サブスクだけの売上では活動を続けていくのが難しい状況であることを伝えたかったです。これは、私だけの話でなく、レーベル側の経営にも関わってきます。サブスクで楽しんでもらいたいとおもっていますが、そういう現実があることも知ってほしかったです」と意図を明かしていたが、それでも「言い過ぎ」「口が悪い」「サブスク利用者のことを考えてほしい」という声が上がっていた。

 発言から約1カ月が経ったこの日、川本は「サブスクの件で、強い言葉を使ってしまい、不快な思いをさせたことをお詫びします」と謝罪した。「音楽家の知人がサブスクに対してとても怒っていて、つい口調が荒くなってしまいました」とし「共感して書いたツイートでしたが、言葉遣いには気をつけようと思います」と反省した。

 川本は1996年、岡村靖幸が作曲・編曲・プロデュースを手掛けたシングル「愛の才能」でメジャーデビュー。その後、「1/2」「DNA」「桜」などヒット曲を連発し、デビューアルバム「川本真琴」(1997年発売)はミリオンセラーとなった。

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