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滝沢秀明氏、ジャニーズ事務所退社 慰留も決意固く ジャニーズアイランド新社長は井ノ原快彦 - ニッカンスポーツ

滝沢秀明氏(40)がジャニーズ事務所から退社し、同事務所の取締役副社長と関連会社「ジャニーズアイランド」の代表取締役社長を退任したことが10月31日、分かった。18年末をもってタレント業を引退後、裏方として主にジャニーズJr.の育成・プロデュースに尽力。ジャニー喜多川氏のイズムを受け継ぐ功労者として慰留されたが、決意は固かった。「ジャニーズアイランド」の新社長には井ノ原快彦(46)が就任した。

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ジャニーズ事務所によると、9月中旬に滝沢氏から退任の申し出があったという。藤島ジュリー景子社長から慰留されたが意志は固く、9月26日付けで「ジャニーズアイランド」社長を退任。10月31日をもって、ジャニーズ事務所副社長も退いたという。

95年4月にジャニーズ事務所入り。端正なルックスとスター性、高い統率力でジャニーズJr.のリーダーとなり、「Jr.黄金期」と呼ばれる時代を築いた。02年9月に今井翼(41)とデュオ「タッキー&翼」としてデビュー。18年9月に「タッキー&翼」が解散。同時に、同年末をもってのタレント業引退と裏方転身を発表した。

翌19年1月、主にジャニーズJr.の発掘・育成やプロデュースを手掛ける子会社「ジャニーズアイランド」が設立され、初代社長となった。同年7月のジャニー氏死去後もイズムを継承し、「小さなジャニーさん」として奔走した。同年9月にジャニーズ事務所副社長に就任。20年にSnow ManとSixTONESを同時デビューさせ、人気グループに押し上げた。

10月28日には、Travis Japanを全世界配信デビューさせた。今年3月からの米国留学なども手配し、ジャニーズ初のデビュー形式にまで導いた。タレントの立場を理解しながらもストイックに最善策を追求する手腕は、各方面から高く評価された。ジャニーズJr.の“22歳定年制”など新制度も積極的に導入。まさに「新時代のジャニーズ」を作り上げた。

引退から3年10カ月、突然の決断となった。親しい関係者によると、滝沢氏の辞任を聞き、驚き戸惑っている所属タレントも複数いるという。後任となる井ノ原は、10月上旬に滝沢氏と直接話した際に退社理由は聞かなかったといい「僕はタッキーじゃないので、どういう事情があったのか(分からない)。彼の中で何か決めたことがあったんだろうなって思います」と推し量った。別のテレビ局関係者によると、円満退社でジュリー氏や事務所側との確執はなかったという。

今後当面の間は、表立った活動はしないとみられる。親しい関係者によると、タレント業復帰の可能性もない。もともと動画の編集なども得意で、将来的には映像関連の仕事を始める可能性もあるという。先輩の井ノ原からも「本当に尊敬する」と一目置かれた功労者が、多くの置き土産を残してジャニーズを去った。

◆滝沢秀明(たきざわ・ひであき)1982年(昭57)3月29日、東京都生まれ。95年ジャニーズ事務所入り。02年デビュー。TBS系「魔女の条件」やNHK大河「義経」などのドラマはじめ多数の作品に出演。「滝沢演舞城」「滝沢歌舞伎」などの主演舞台も。引退後は「ドリームボーイズ」などジャニー氏が生んだ舞台で演出も務めた。169センチ。血液型A。

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