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森七菜「今は演じるために生きている」20歳初の連ドラ出演へ語った覚悟 - スポーツ報知

 女優・森七菜(20)が来年1月15日スタートの日テレ系連続ドラマ「逃亡医F」(土曜・後10時)に出演することが9日、分かった。駆け出しの海洋観測士として、主演・成田凌(28)演じる天才外科医の逃亡中に出会い、行動を共にする硬派な役どころ。20歳になって初の連ドラになる。このほどスポーツ報知のインタビューに応じ、作品への思いやハタチの誓いを語った。(高柳 義人)

 20歳になって初の連ドラ出演に森の心は躍っている。「かなりはじけています。すごい現場ですよ。何て表現していいか分からない。大変っていったら大変ですね」。セットの撮影はほとんどなく、自然を相手にした過酷なロケ現場が多い。「これから海の風を感じながら、山の風を感じながら自然の中で出来ることを楽しみます」

 森が演じる沢井美香子は、夢をかなえて海洋観測士になったばかり。航海中の船に、恋人を殺した容疑から逃れる天才外科医・藤木圭介が紛れ込んでいて、藤木にひかれ行動を共にしていく。

 「美香子は真面目で誠実で夢を持って向上心がある。それが空回りすることもあるけれど、私とは全然違う。私は楽観的なので…」と笑った。それでも台本を読み進めグッと引き込まれた。「(美香子が)視聴者と同じ目線で歩いて行くのかな、と思ったので、(原作の)漫画は読みませんでした。原作を意識せずにハラハラしていくところを大事にしました」

 今までの作品からかわいい妹分的なイメージが強い。今回は硬派で骨太の作品への出演となる。成田とのやりとりが心地よいという。「一緒にお芝居していてすごく楽しくて。シリアスなテーマだけど、コミカルな場面もあったりする。一緒にやっていて“弾む”んです。リズムが弾むところが楽しい」。“弾む”と表現したことを補足した。「会話のテンポがすごく気持ちいい。来てほしいところに来るし、私も相手がそうだったらいいなというところに(セリフを)差し込める。悩まずに狙わずに、自然にいけるんです」

 8月に20歳になった。「実感はないけれど、自覚しなきゃという気持ちは強くあって…。今までは『子どもだから』って言ってもらえていたけど、1秒たりとも甘えられないと、責任を感じています」

 “演じる”ことに占める比重はどれだけあるのか。「すごく大きいです。今は、これのために生きているみたいなところがあります。これから先もずっといろんなお仕事を出来たらいいなと思います」。ドラマタイトルにちなみ、「逃げ出したいと思うこと」を聞くと、ニッコリと笑って話し出した。「20歳になったら弟やいとこにお年玉をあげないといけないのかな? あげたら偉そうだし、あげるべきなんですかね。恥ずかしいし、様子見しています」

 逃げ続ける主人公を追いかけていく。「スピード感があって、アクティブで…。ドキドキハラハラが面白いんですよ。(視聴者も)私と同じ目線でハラハラしてもらえたらうれしいです」。ハタチの自覚、ハタチの決意。森が新境地を切り開く。

 ◆森 七菜(もり・なな)2001年8月31日、大阪府生まれ。20歳。大分県で育ち、16年にスカウト後、行定勲監督のウェブCMで芸能活動を開始。19年に日テレ系「高校サッカー選手権」の応援マネジャーを務める。20年にNHK連続テレビ小説「エール」に出演。TBS系「この恋あたためますか」で主演。大塚製薬「オロナミンC」のCMに出演。154センチ。

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