【写真】白のワンピースで登場し、満面の笑みを浮かべた平井理央
『WHO I AM』は、WOWOWと国際パラリンピック委員会(IPC)の共同プロジェクトとして2016年にスタートした、パラリンピックアスリートを追うドキュメンタリーシリーズで、これまでに25ヶ国40組のパラアスリートが出演。来年1月20日から、新シーズンがスタートすることを受け、この日のイベントでは、『WHO I AM パラリンピック』最新シーズンから、車いすテニスの小田凱人選手の番組先行試写が行われた。
小田選手は当初登壇予定はなかったが、直前まで行われていた『2023年 第53回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞』の会場から駆けつけたと言い、まさかのサプライズに登壇者と客席は万雷の拍手で迎えた。
トークでは、自身のプレイ時のマインドなどについて語りつつ、2023年を「グランドスラムの優勝はずっと夢だったので、それが叶った年」と回顧。「後半は苦しい瞬間もいくつかあったんですけど、前半は本当にすごいいい期間だった。そっちの方が今は強い」と笑顔を見せた。
終盤では、2024年に開催されるパリ五輪への目標が聞かれた。小田選手はしばし無言となり、「…逆にどんなところが見たいですか?」と問いかける。そして「たぶんみなさんが思ってくれることがすべてだと思う。僕がやるべきことは、みなさんが『こうしてほしい』と思ってくれたことを体現していくことだと思うし、結局それが僕の夢や目標になってくる」と宣言。
この“らしい”言葉に、松岡は客席のファンにマイクを向け、ファンは「優勝!」と伝えた。
その声を受け、小田選手は「そう思ってくれるのはめっちゃうれしいし、僕ももちろんそれを狙っています。それをもっと多くの人が望んでくれたら、たぶん僕の『勝ちたい』っていう気持ちもその分増していくと思うので、応援よろしくお願いします」と笑顔を見せた。
同プロジェクトでは、2022年からアーティストやクリエイターなど、スポーツの枠を超えた内容がそろう追加シリーズ『WHO I AM LIFE』を加え、『WHO I AM パラリンピック』との2ラインへとコンテンツを拡大。さらに、「放送はゴールではなくスタート」を合言葉とし、金メダリストによる特別授業や映像の教材化、講義・講演活動、書籍・コミック化、ユニバーサルスポーツイベントの立ち上げ、企業とのコラボレーションなど、多様性を認め合う未来社会の実現を広く社会に発信し続けている。
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