今年いっぱいで活動休止する歌手の氷川きよし(44)が27日、東京都八王子市の「J:COMホール八王子」で全国ツアー初日を迎えた。活動休止発表後初めてファンの前に姿を見せ、自らの口で説明した。
冒頭、昨年のNHK紅白歌合戦で披露した「歌は我が命」を熱唱。最初のトークで「ご存じと思いますが…」と切り出した。「本当に歌が好きでやってきましたが、この一年で無期限休養をさせていただくことになりました」と報告。「22年、休むことなくやってきたので、ちょっと一回休んで、自分の時間を作らせていただけるとありがたいな」と気持ちを明かした。
これまでを振り返り「ヒットチャートに入ると、うれしいですけど犠牲にするものも多くて。感謝の気持ちもあるけど、たくさん嫌な思いもしました」と告白。会場は一時、静まり返ったが「自分と向き合って『もういいや』と思うかもしれないけれど、もし喜んでくれるならどこへでも行きます」と約束すると、大拍手が起きた。
この日はデビュー曲「箱根八里の半次郎」から2月1日発売の最新曲「群青の弦(いと)」まで25曲を聴かせた。「限界突破×サバイバー」では赤いジャケットにキラキラのハット、「Happy!」ではピンクのスーツなど衣装でも魅了した。
氷川は25日にインスタグラムで「なかなか心と身体が思うようにならなくなり」と悩みを吐露。だがこの日、客席に広がるペンライトを見ると「リハーサルではお客さんがいないからスイッチが入らなかった。ありがとうございます!」と何度も感謝していた。(浦本 将樹)
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