元バレーボール女子日本代表の大友愛さん(39)が17日放送のTBS「100%!アピ~ルちゃん」(月曜後10・00)に出演し、母親として後悔していることを明かした。
1男3女に恵まれた大友さんは、夫も含め6人の大家族。大友さんは長女出産後、2歳になった08年に現役復帰。代表にも復帰し、12年ロンドン五輪で28年ぶりの銅メダルに貢献した。しかし、「長女の時に現役復帰したり、離れて住むことになったり」と、Vリーグの遠征や合宿などで長女が待つ自宅に帰れない日々が続いていた。
「関西にいたので月3回くらいは帰るようにしてたんですけど、頑張っても(帰れるのは)3回くらい。1番子供に手をかけなきゃいけない時に本当にそばにいれなかった面では母親としては心残り」と振り返った。
「大事な時に美空(みく)のそばにいてあげられなかった。(小学校の)入学式も行けてないし、運動会も行けてない。自分が産んだのに月に1回しか会えないとか、そういう状態で母親と言えるのか」と現役復帰を後悔していたことを明かした。
今年の4月に高校生となる長女・美空さんは親元を離れてバレーボールでの日本一を目指す。再び親子が離れて生活することに「大事な時期に自分の手をかけて、育ててあげられなかった。そういう時期にそばにいられなかったのは私にとって大きい。きっと本当はそばにいて欲しいだろうし、近くにいてあげられなくて申し訳ない」と長女への思いを正直に告白した。
それでも、長女・美空さんは「そんなこと思ってたんだ…みたいな。いい意味で自分はそんなに気にしてない。後悔しなくて大丈夫です。掃除とかご飯とか作ってくれたりして感謝してます」と母親を気遣った。
その思いを聞いた大友さんは「実際、そういうことを聞くことはない。オリンピックでメダルを獲ったことが今も正解なのかわからない。けど、今の言葉を聞いて報われた。うれしい気持ちです」と目に涙をためて語った。
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