草なぎ剛“復讐シリーズ”最新作でジャニーズ退所後初の民放連ドラ主演「全て出し切りたい」 - ニッカンスポーツ

草なぎ剛（47）が主演する、フジテレビ系連続ドラマ「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く最新作が、来年1月期（月曜午後10時）に放送されることが12日、カンテレから発表された。草なぎが同局制作の連ドラに主演するのは8度目で、最多主演となる。民放の連ドラ主演は、ジャニーズ事務所を退所後初めて。

「銭の戦争」（15年1月期）は、栄光と挫折を経験した男・白石冨生（草なぎ）が、金も職も婚約者も全て失い、金貸しとなって父親をはめた宿敵や非情な社会に壮絶な復讐を遂げる物語。平均視聴率は世帯で13・4％、個人全体で7・5％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）を記録した。

「嘘の戦争」（17年1月記）は、幼い頃、家族を殺された少年が、海外に渡って一ノ瀬浩一（草なぎ）と名を変えて詐欺師となり、30年の時を経て家族を殺した真犯人に復讐するストーリー。平均視聴率は世帯11・3％、個人全体6・5％（関東地区）を記録した。

今回は、前作から6年の時を経て新たな“復讐シリーズ”となる、

草なぎはカンテレ制作のドラマと縁が深い。初主演の「いいひと。」（97年）に始まり、「僕の生きる道」（03年）「僕と彼女と彼女の生きる道」（04年）「僕の歩く道」（06年）「37歳で医者になった僕」（12年）と続き復讐（ふくしゅう）シリーズが始まった。

◆草なぎ剛のコメント

－連続ドラマのオファーを受けて

草なぎ　今回の連続ドラマでの主演のお話をいただいたとき、驚いたのと同時に、お世話になったカンテレさんとドラマのお仕事ができるのでうれしかったです。連続ドラマでの初主演がカンテレさんの「いいひと。」で、その作品から考えてもう8作品目。再び原点であり出発点に戻ってきました！

－復讐シリーズの最新作については

草なぎ　すごく大好きな作品「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く復讐シリーズの最新作。振り返ってみると、大変だった撮影や、大杉漣さんという素晴らしい方との最後の共演にもなったので、とても大切な思い出となっています。最新作でいままでにまだ見たことのない僕自身だとか作品というものを作っていけたらと思います。

－6年間のご自身を振り返ってみて

草なぎ　復讐シリーズで、本当にいろいろなことに挑戦できたので、今回も、いつもご一緒させていただいているスタッフの皆さんの胸を借りて、思いっきり、演技に集中出来ればと思っています。僕は「昨日できたことが今日できるかわからない」というのが演技の基本だと思うので、今回の作品も、その時感じた新鮮な気持ちを大切に作品に取り組みたいと思います。

－ファンへのメッセージは

草なぎ「銭の戦争」「嘘の戦争」の続編を見たい、という声を以前から聞いていました。スタッフの皆さん、ファンの皆さん、そして僕自身が一番待ち望んでいた“復讐シリーズ”。今、持っている力を全て出し切りたいと思います！

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